空戦のドルキマス
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Prelude (プロローグ) | |
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外伝 (アフターストーリー) |
Prelude
第1話 元帥と呼ばれる男 | 第2話 空戦の異界 | 第3話 決断の時 |
◆◆◆戦場に向けて◆◆◆
貴官は軍に所属し、〈イグノビリウム〉を殲滅していただきます。 | ||
その言葉が君の耳から離れなかった。 | ||
戦うっていっても、キミ、船の乗り方知ってるのかにゃ? | ||
ウィズの問いかけに首を振り、わからない、と君は言う。 | ||
魔力を込めた瞬間に少し飛んだだけで、動かし方なんて全く知らない。 | ||
全く何もできない、なんて言ったら、またあの銃弾が……。 | ||
この異界は、人による魔法そのものが失われてるらしいにゃ。 | ||
だとすると、この船を使えるキミは、ドルキマスにとって貴重な戦力にゃ。 | ||
それにイグノ……なんとかこの船を恐れてるって話にゃ。 | ||
だから、この船にいる限り、キミは安全を保証されてるようなものにゃ。 | ||
だけどそれはつまり、敵が真っ先に狙ってくるかもしれない、ということ。 | ||
あのときもそうだった、と君は呟く。 | ||
だけど、キミの魔法がとても役立つらしいってことはわかってるにゃ! | ||
キミが立ち回りを間違えなければ、ちゃんと帰れるはずにゃ。 | ||
確かに、と君は首肯する。 | ||
……ディートリヒは得体のしれない男にゃ。異界の人間とはいっても、不気味すぎるにゃ。 | ||
あの空気感、憂いを秘めたような瞳を持ちながらも、その表情には一切の欠点がない。 | ||
自身の片腕であるローヴィの「駒である」という発言を、彼は一切、否定しなかった。 | ||
それどころか、死に場所を与えるとまで言った。 | ||
気品を感じられる振る舞いはあったものの、傲岸不遜……。 | ||
彼のことを理解できるようには、思えなかった。 | ||
清掃は順調ですか? | ||
……い、いつの間に入ってきたにゃ。 | ||
ローヴィが周囲を見回した後で、君を見据えた。 | ||
君は魔道艇の掃除を命じられていた。 | ||
話によると魔道艇は、何十年……どころか、何百年近く眠っていた代物らしく、 | ||
ホコリまみれなんて話ではなかった。 | ||
貴官は、3日後、魔道艇に乗って軍に合流していただきます。 | ||
み、3日後……そんな早くに……。 | ||
作戦については追ってお伝えします。まずはこの魔道艇を"乗れる"ものにしてください。 |
ドルキマス連合軍 進軍計画書
①湾岸造船施設 | ②鉱石資源採掘場 | ③ウォラレアルの里 | |||
④浮遊する大地 | ⑤聖なる天樹 | ⑥ドルキマス要塞 | |||
⑦朽ちた古城 | ⑧魔道要塞 | ⑨イグノビリウム戦艦 |
各軍 代表者資料
元帥 | 元帥副官 | 中将 | 大尉 | |||
ディートリヒ | ローヴィ | クラリア | ヴィラム | |||
将軍 | 副官 | |||||
ライサ | キャナル | |||||
指揮官 | 副官 | |||||
ルヴァル | プルミエ | |||||
イグノビリウム軍 | ||||||
ノグズエル | ドロシー | エクサヴェル | ||||
その他の登場人物 | ||||||
ピエラ | ラウリィ | トァラ | ネフィリムンド |
戦時記録
ドルキマス軍への合流 | |||||
湾岸造船施設 | 鉱石資源採掘場 | ウォラレアルの里 | 浮遊する大地 | 聖なる天樹 | ドルキマス要塞 |
戦艦ドックへ向え [進軍前] | - | 太古の竜が眠る場所 [進軍前] | 神秘的な空域の突破 [進軍前] | - | 退路なき戦い [進軍前] 突撃あるのみ [進軍中] |
湾岸基地攻防戦 [決戦前] | 鉱山奪取作戦 [決戦前] | 竜の遺跡を奪取せよ [決戦前後] | 謎の遺跡への侵入 [決戦前] | 聖なる地 [決戦後] | 要塞を制圧しろ [決戦前後] |
ウォラレアル軍への合流 | |||||
鉱石資源採掘場 | 浮遊する大地 | 聖なる天樹 | 湾岸造船施設 | ドルキマス要塞 | ウォラレアルの里 |
資源を求めて [進軍前] | 遺跡への侵入 [進軍前] | そびえ立つ大樹 [進軍前] | 戦艦対ドラゴン [進軍前] | 難攻不落の要塞 [進軍前] | 荒ぶる竜たち [進軍前] |
- | 戦争の橋頭保 [決戦前後] | - | - | 喰らい尽くすのみ [決戦後] | 竜の帰還 [決戦前後] |
ファーブラ軍への合流 | |||||
浮遊する大地 | 湾岸造船施設 | ドルキマス要塞 | 鉱石資源採掘場 | ウォラレアルの里 | 聖なる天樹 |
占領された空の島 [進軍前] | 壮大な造船施設 [進軍前] | 占拠された要塞 [進軍前] 敵陣急襲 [進軍中] | 荒れた岩山 [進軍前] | - | 汚された神樹 [進軍前] |
- | - | 敵の猛攻 [決戦前後] | - | 狂気の竜使い [決戦後] | 神々の聖戦 [決戦前後] |
ディートリヒ・ベルクの過去 | |||||
朽ち果てた古城 | イグノビリウム魔道要塞 | 不吉な船影 | |||
不穏な古城 [進軍前] | 進軍あるのみ [進軍前] | - | |||
名もなき慟哭 [決戦後] | 名もなき王 [決戦前後] | 王の最後 [決戦前後] | |||
◆◆◆エピローグ◆◆◆
キミ、船の乗り心地はどうだったにゃ? | ||
いきなりウィズがそんなことを口にした。 | ||
君は、どうして? と問いかける。 | ||
いつだったか、キミ、トルリッカで船に乗りたいって言ってたにゃ。 | ||
そうだけど、よりにもよって戦艦や魔道艇に乗ることになるなんて…… | ||
いや、あるいはそれがきっかけとなって、君はこの異界に飛ばされたのかもしれない。 | ||
ディートリヒは不思議な人間だったにゃ。 | ||
そうだね、と君は答える。 | ||
甲板に立ち風を浴びていると、やはりこの異界に住む人たちのことを考えてしまう。 | ||
あんな人間に会ったのは初めてにゃ。 | ||
敵を見たとき──いや、それが敵と認識したときに見せた、歪な笑み。 | ||
だがそれは一瞬のことだった。 | ||
〈イグノビリウム〉を総べていた者を倒したあとで、彼はつまらなそうに息をついた。 | ||
それが余計に、ディートリヒ・ベルクという男を知りたいと思わせた。 | ||
……きっと戦争にしか身を置くことができない人間にゃ。 | ||
生きるか死ぬかじゃなくて、もしかすると死にたいとさえ思っているのかもしれない。 | ||
だけど死ねない。何をしても、誰と戦っても、生き残ってしまう。 | ||
ディートリヒ・ベルクの憂いは、あるいはそこから来たものなのかも、と君は考える。 | ||
どこかから、床を蹴りつけるような足音が聞こえてくるようだった。 | ||
さあ、そんなことより帰る方法を探すにゃ。 | ||
ウィズには聞こえていなかったのだろうか? | ||
しかし、そうだ。君たちは帰らなければならない。 | ||
だがどうやって来たのか、どうやって帰るのか、そこから考えなければならない。 | ||
君たちがクエス=アリアスに戻るのは、まだ先のことになりそうだ。 |
外伝
ドルキマス編 | ウォラレアル編 | ファーブラ編 | ||
ディートリヒ編 | ラウリィ・グラント編 | ピエラ・サバタ編 |
コメント(1)
コメント
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個人的にはシナリオに消化不良感を感じていたのですが、外伝やpreludeも含めて、50話くらい話あるんですね……。
うーん……物量的にはかなり多かったんだなあ………。0
削除すると元に戻すことは出来ません。
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