汚された神樹
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![]() 我々が押さえるべきは、大樹の地だ。卿ら、心してかかれ。 | ||
| 君の目から見ても、兵の疲弊は明らかだった。 | ||
| 長い戦いの間、どうしても疲労が蓄積されてしまう。 | ||
| ルヴァルが鼓舞しようとも、限界は近づいてきていた。 | ||
| まずいにゃ……このままじゃ、どこまでみんな倒れちゃうにゃ。 | ![]() | |
| 君は、そんなことはさせない、と口にする。 | ||
| ここまできたのだから、重要な場所を押さえて、みんなで戻るんだ、と気合を入れる。 | ||
![]() …………。 | ||
| ふと視界に入ったプルミエの顔が、青白くなっていた。 | ||
| どうしたの? と訊いてみる。 | ||
![]() | ……この先からひどく懐かしささえ覚えるような気配が。 | |
![]() | いや、忘れてほしい。きっと私の気のせいだ。 | |
| そこで会話が途切れてしまった。 | ||
| 懐かしい気配? というのは、いったい何なんだろうか。 | ||
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