フェルチ
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№ | 642 | 643 | 644 |
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名 | (A)調香師 フェルチ | (A)花の調香師 フェルチ | (A+)甘蜜の調香師 フェルチ |
AS | サンダーヒール++ | ライトニングヒール | スターライトキュア |
SS | 安らぎの香り | 安らぎの香り | 安らぎの香り |
№ | 645 | 2732 | 5471 |
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名 | (S)麗華の調香師 フェルチ・リリー | (SS)花調香の女神 フェルチ・リリー | (L)千の花のひととき フェルチ・リリー |
AS | スターライトキュア | フローラル・アロマ | 風薫るフローラルブーケ |
SS | 花園の芳香 | 繚乱の薫香 | 百香繚乱の微風 |
バレンタインver
№ | 1378 | 3789 |
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名 | (S)想いを運ぶ香り フェルチ・リリー | (L)芳しき恋の香り フェルチ・リリー |
AS | 慈愛の薫香 | 春陽の薫香 |
SS | コンダクトアロマ | コンダクトアロマ |
ファム&フェルチ
№ | 2722 | 4746 |
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名 | (SS)薫る仲良し姉妹 ファム&フェルチ | (L)芳しき天上の姉妹 ファム&フェルチ |
AS | ファムにもいいトコ見せないとね! | ファム、これがお手本よ |
SS | フェルチお姉さまのためなら! | フェルチお姉さま、すごいでしょ! |
天上岬2ver
№ | 5476 | 5477 | 5478 |
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名 | (SS)妹に手を焼く調香師 フェルチ | (SS+)花に埋もれる調香師 フェルチ | (L)天上岬の工房主 フェルチ・リリー |
AS | オーロラスターケア | セレスティアル・アロマ | セレスティアル・アロマ |
SS | 憂愁工房 | 憂愁工房 | 麗楼香炉 |
共通情報
名前 | フェルチ・リリー | CV | 山下 七海 | 種族 | 術士 |
登場 | 天上岬 ~とこしえの姫君~ 天上岬2 ~しあわせのラストノート~ | ||||
世界 | 冒険と探求のある異界 | ||||
所属 | 天上岬の調香師 | ||||
特徴ワード | 香りで伝える表現者 | ||||
関連キャラ | 天上岬 ~とこしえの姫君~ 天上岬2 ~しあわせのラストノート~ | ||||
セリフ1 | 「またむせちゃうよ、ファム。ちゃんと食べてから、ね?」 | ||||
セリフ2 | 「それはいいアイディアね! でも、一番大事なこと、わすれてなーい?」 | ||||
セリフ3 | 「でもさ──私、お姉ちゃんだからさぁ……」 | ||||
補足情報 | 天上岬に工房を構える調香師姉妹の姉。 妹思い、仲間想いのしっかりもので、工房におけるお母さん的位置づけ。 香水の事になるとどんな険しい場所でも積極的に行動する。 |
パーソナルストーリー
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バックストーリー
色取り取りの稀少花が咲き乱れ、
暖かい日差しが草木を照らす穏やかな気候の草原。
川のせせらぎと鳥のさえずりが聞こえるこの地は”天上岬”。
危険な植物が生い茂る森と、
挑む者全てを拒絶するかのような険しい山脈を超えた先にある未開の楽園。
この地で「外界では手に入らない稀少花」を嬉々として摘んでいるのは
小柄な少女『フェルチ・リリー』。
屈強な戦士や経験豊かな冒険者ですらも手を焼くこの未開の地に、
如何にして彼女のような小柄で華奢な少女が来れたのかには、
彼女の調合する「特殊な香水」に秘密があった。
「やっと『凍れる炎の花』を見つけたよぉ~♪これで新しい香水が作れるね」
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バックストーリー
――冒険と探求のある異界
色取り取りの稀少花が咲き乱れ、
暖かい日差しが草木を照らす穏やかな気候の草原。
川のせせらぎと鳥のさえずりが聞こえるこの地は”天上岬”。
”天上岬”には、この時期にしか咲かない稀少花「仙春花」がある。
「仙春花」は、”天上岬”の中でも特別な地域にのみ咲き、
そこに辿り着けるのは『フェルチ』だけ。
「仙春花」の優しくそして暖かい香りは、
「人々の凍てついた心」を全てを溶かしてくれる。
今年は妹の『ファム』と共に、「仙春花」を摘みに。
「あの香りをまた作れるかなぁ~?早くみんなに届けたいねぇ。」
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バックストーリー
冒険と探求のある異界にある、地上の楽園”天上岬”。
その外れにちょこんと建つ、赤いレンガ屋根の工房に、
その姉妹は住んでいた。
「ファムー、ファムー、ちょっと相談事があるんだけどー」
大きな声で妹のファムを探すのは、姉のフェルチ・リリー。
「なんですかお姉さまぁ~」
それに対し、少し抜けた柔らかい声で返事をするのが、妹のファム・リリー。
自然の要塞とでも呼べる険しい山々と森に囲まれたこの場所で、
二人は香水作りを生業にしている。
彼女たちの作る香水は、香りの素晴らしさ故に
「魔物をも魅了する」という噂さえついていた。
「で、相談事なんだけどね」
天窓からファムの用意した紅茶を一口飲み、フェルチは続ける。
対するファムはというと、茶菓子のマドレーヌをぱくついているところだった。
「ふぁい、ふぁんふぁむにゃむぐ」
「またむせちゃうよ、ファム。ちゃんと食べてから、ね?」
「ふぁい」
照れ笑いを浮かべながらファムは口の中のマドレーヌを飲み込むと、
口元に手を当て、返事の代わりにフェルチへ微笑んだ。
「あのね、例の女の子からのオーダーなんだけど……
『意中の相手に振り向いてもらえるような香水を』ってことらしいのよ」
「そうなんですかぁ……って、あの子ってまさか、『魔物に恋してる』女の子……?」
「そのまさか! も~、どうすればいいかわかんなくって」
頭を抱えて、盛大なため息をつきながらフェルチは言う。
「魔物避けの香水なら幾つか考えられるけど、
『魔物に振り向いてもらえる香水』なんてどうすればいいんだろう、と思ってさ」
フェルチは既に様々な調香を試していたものの、オーダーに適う香りは未だに完成していない。
こんなふうに行き詰まった時は、ファムのアイデアを借りるのがフェルチのいつものパターンだった。
「その魔物さんも、お菓子は好きかもですよ?」
少し疲れた様子の彼女に、ファムは小さなお皿に乗せたマドレーヌを差し出す。
それを受け取り、フェルチは香ばしい砂糖の香りを一度嗅ぐ。
「ふむ……お菓子の香りかぁ。目新しくて良いかも」
「食べちゃいたいくらい好き、っていうふうに、なってくれると思うなぁ」
ファムの言葉に、フェルチはふと魔物にかじられている女の子を想像する。
「熱烈な愛だねぇ」
「でしょう? ステキだと思うんだけどなぁ……それに、女の子は甘いモノと良い香り、
そしてなんだかよくわからないけどステキなものでできてるって、
どこかで読んだ本に書いてありました」
「……その後半のよくわからないものって、女の子に混ざっても平気なものなの?」
「大丈夫なんじゃないでしょうか、ステキなものですし」
迷いのないファムの言葉に、フェルチもにっこりと満面の笑みを浮かべる。
「そのステキなものが、私達の香水だったらいいよね」
「そうですねぇ。そうだったら、すごく素敵ですねぇ」
ほんわかとした空気の中、美味しい紅茶と甘いお菓子を囲んで二人は談笑する。
「……そういえば、何の話してたっけ?」
「さぁ、何の話でしたっけ?」
こんな風に、お話の軸がぶれてしまうのも、いつも通り。
色とりどりの香りに包まれて、姉妹のいつも通りの昼下がりは過ぎていった。
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