キシャラ
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正月ver
№ | 5447 | 5448 | 5449 |
名 | (SS)みんなで踊る キシャラ | (SS+)星空のお役目 キシャラ | (L)☆夜明けの巫女☆ キシャラ・オロル |
AS | みんなで仲良く♪ | みんなで仲良く♪ | 輝く夜明けに願い託して☆ |
SS | 日の出ボンバー | 天地悠久グランドドーン☆ | 天地悠久グランドドーン☆ |
共通情報
名前 | キシャラ・オロル | CV | 田中 美海 | 種族 | 術士 |
登場 | - | ||||
世界 | どこまでも広がる氷の異界 | ||||
所属 | ポポラの魔法使い | ||||
特徴ワード | 元気を与える魔法使い | ||||
関連キャラ | ピピア | ||||
セリフ1 | 「キミのために魔法を使うよ」 | ||||
セリフ2 | 「星くじらさん、怒っちゃったのかな?」 | ||||
セリフ3 | 「いなくなっちゃのかと思って心配したんだから……」 | ||||
補足情報 | 星くじらと遊ぶ、わんぱく少女。 優れた魔法使いの素養を持っているが、 その力をいたずらに使ってばかりだった。 |
パーソナルストーリー
バックストーリー
もし夜空を見上げたときに、
星屑がキラキラとしぶきを上げたら、
それはキシャラとお友だちが、戯れているのかもしれません。
どこまでも広がる氷の異界、その北にポポラと呼ばれている場所があります。
そこにキシャラという魔法使いの女の子が住んでいました。
成績はとてもいいのですが、一つだけ周囲を困らせていることがありました。
それは、魔法をみんなのためには使わずに、
自分が楽しく遊ぶためだけに使うということでした。
彼女のお気に入りの遊び――
それはオーロラに乗って、“星くじら”と一緒に遊ぶこと。
光の波に身をゆだね、どこまでも漂うのです。
ある夜、ちょっとした事件が起こりました。
「今日はもっと大きな波を作らない?」
悪戯っぽく提案したキシャラは、オーロラに向け魔法をかけました。
そしていつもより大きくなったオーロラは、大きなうねりを作り、
二人をずっと遠くまで流してしまったのです。
そこは普段は決して近寄らない、ゴツゴツした星屑の岩場でした。
怖くなった彼女の表情からは笑顔が消え、
それと同時に魔法の力までも失ってしまいました。
「なんで魔法を使うの止めてくれなかったのよ!」
その言葉を聞いた星くじらは悲しそうに目を潤ませ、
彼女の前から姿を消してしまいました。
「星くじらさん、怒っちゃったのかな?」
一人ぼっちになったキシャラは、魔法が使えなくなった事よりも、
友達を失った事のほうが悲しいと感じました。
それからずっと、星くじらは現れませんでした。
仕方なく一人で “星けんけん”をして遊んでいた時です。
彼女の耳に聞き覚えのある声が飛び込んできました。
「げんきになったかい?」
「あっ! もう~、いなくなっちゃのかと思って心配したんだから……」
拗ねたふりを見せて振り向いたキシャラは、眼前にある光景に目を疑いました。
「ど、どうしたの?」
そこには星くじらの仲間が、何十匹、いや何百匹と浮かんでいたのです。
「ぼくのともだち、つれてきたよ」
驚くキシャラの目の前で、星くじらたちは一か所に集まり、
一斉に背中から潮を噴き上げました。
そして宙に舞った星の潮は、キラキラと輝くオーロラへと変わったのです。
それ以来、キシャラは元気を取り戻し、再び魔法を使えるようになりました。
またいつもの日常が戻ってきたのです。
ただ以前と違ったのは、キシャラが
「魔法を自分以外の人のために使おう」と心に誓ったことでした。
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オーロラをたたもう!
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二次創作品
- イラスト作品 - |
コメント(1)
コメント
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私がかなり気に入っているバックストーリーの一つです。
絵本で本当にこんなのがありそう。
コロプラシナリオライターの真骨頂ではなかろうかと思っております。
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