アネモネ
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№ | 3146 | 3147 | 3148 |
名 | (S) 凛騎士 アネモネ | (S) 敢然騎士 アネモネ | (S+) 新たなる誓い アネモネ |
AS | 騎剣召喚 | 騎剣召喚 | 霊騎剣・空華星楼 |
SS | 勇猛果敢 | 勇猛果敢 | 勇猛果敢 |
№ | 3149 | 4594 | |
名 | (SS) 境界騎士団副団長 アネモネ・フラル | (L) 輝ける星霜の剣 アネモネ・フラル | |
AS | 霊騎剣・空華星楼 | 霊騎剣・宙星覇斬 | |
SS | 義勇の誓い、胸に刻んで | 勇者たちよ、鎮魂の詩を刻め |
共通情報
名前 | アネモネ・フラル | CV | - | 種族 | 戦士 |
登場 | GateDefenders 境界騎士団 | ||||
世界 | クエス=アリアス | ||||
所属 | 境界騎士団 副団長 | ||||
特徴ワード | きまじめ、勇敢 | ||||
関連キャラ | GateDefenders 境界騎士団 | ||||
セリフ1 | 「私の名はアネモネ。 "境界騎士団"副団長で本作戦の指揮を託されています」 | ||||
セリフ2 | 「私は……彼らに──彼らに、謝らなければならないのです……!」 | ||||
セリフ3 | 「怯むな! 何としてもここで食い止める!」 | ||||
補足情報 | ある異界で騎士団長(星楼騎士団)を務めており、セドリックとはライバルだった。 セドリックと同様に死んだ騎士団達を剣の力として顕現できる。 |
パーソナルストーリー
バックストーリー
「陣形を崩すな! 集団戦を維持できれば、我ら騎士団が負ける道理はない!」
先頭に立って剣を振るいながら、アネモネは号令を発する。
戦況は優勢だ。現れる竜を迎撃しつつ、『歪み』へと前進している。
境界騎士団、王国騎士団の精強さは言うに及ばず、魔道士たちの練度の高さがありがたい。
さすがギルドの選んだ精鋭たちだ、と称賛しつつも、胸中には複雑な思いがある。
(本当なら、私も彼らに『呼びかけられる』身だったのだろうか──)
──アネモネは、異界のとある国で騎士団長を務めていた。
騎士たちは、彼女を『お嬢』と呼んでいた。普通なら、団長に対する態度ではない。
ただ、陽気で明るい彼らは、きまじめで勇敢なアネモネを気に入り、姪っ子のようにかわいがっていた。
そんなアネモネにとって、同盟国の騎士団長セドリックは生涯のライバルだった。
合同演習を行うたび、対抗意識をむき出しにしたものだ。
だからこそ──彼が『異界の歪み』に呑まれて死んだという報には愕然となった。
驚きから覚める暇もなく、『異界の歪み』がアネモネの国にも出現した。
それも、王都の繁華街に。
アネモネたち星楼騎士団は、逃げ惑う民を救うべく、『歪み』から現れる魔物と戦った。
だが、そのなかでアネモネは敵の強打を受け、意識を失った──
……目覚めると、どことも知れぬ城の一室に寝かされていた。
わけがわからずにいる彼女の前に現れたのは、戦死したはずのセドリックだった。
「ここは我々の世界ではない。君はおそらく、私と同様『異界の歪み』に呑まれたのだ。
そして、異界の狭間をさまよっていたところを、ある女性──オルハさんに助けられた」
「我が騎士たちは!? どうなったのです……!?」
「わからない。君が『歪み』に呑まれたということは、彼らもおそらく同じだろう。
ただ……オルハさんが見つけられたのは、君だけだった」
アネモネは、茫然と脱力した。
騎士たちがどうなったのかは、簡単に察しがついていた。
気絶したアネモネをかばいながら戦い、『歪み』に呑まれ──
異界の狭間に現れる魔物たちと最期まで戦い続けたに違いない。
彼らは勇敢であったから。そして、彼らが自分を守ろうとしないはずはないから……
子供のように号泣するアネモネの肩に、セドリックがそっと触れた。
「──我が騎士たちもまた、異界の狭間で死に果てた。
彼らの魂は、いまだ狭間をさまよっている。
そして、我が呼び声に応え、剣となって現れる……
狭間に長くいた君も、私と同様、彼らに呼びかけることができるかもしれない」
「……お願いしますっ!! その方法を教えてください!」
アネモネは即座に頭を下げていた。ライバルに教えを乞うことに、迷いも屈辱もなかった。
そんなことより、ただ切実な願いがあった。
「私は……彼らに──彼らに、謝らなければならないのです……!」
──その後、アネモネは、セドリックの教えを受け、騎士たちの魂と対話することに成功した。
そして、ともに戦いたいという騎士たちの願いにこたえ、彼らを剣として召喚しながら戦い続けている。
副団長という境遇に異存はない。今なら、自分の器がセドリックに及ぶものではないと理解できる。
ただ──いつかは、彼よりも優れた騎士にならねばならない。
それが、自分を守って散っていった騎士たちへの手向けとなるのなら。
先頭に立って剣を振るいながら、アネモネは号令を発する。
戦況は優勢だ。現れる竜を迎撃しつつ、『歪み』へと前進している。
境界騎士団、王国騎士団の精強さは言うに及ばず、魔道士たちの練度の高さがありがたい。
さすがギルドの選んだ精鋭たちだ、と称賛しつつも、胸中には複雑な思いがある。
(本当なら、私も彼らに『呼びかけられる』身だったのだろうか──)
──アネモネは、異界のとある国で騎士団長を務めていた。
騎士たちは、彼女を『お嬢』と呼んでいた。普通なら、団長に対する態度ではない。
ただ、陽気で明るい彼らは、きまじめで勇敢なアネモネを気に入り、姪っ子のようにかわいがっていた。
そんなアネモネにとって、同盟国の騎士団長セドリックは生涯のライバルだった。
合同演習を行うたび、対抗意識をむき出しにしたものだ。
だからこそ──彼が『異界の歪み』に呑まれて死んだという報には愕然となった。
驚きから覚める暇もなく、『異界の歪み』がアネモネの国にも出現した。
それも、王都の繁華街に。
アネモネたち星楼騎士団は、逃げ惑う民を救うべく、『歪み』から現れる魔物と戦った。
だが、そのなかでアネモネは敵の強打を受け、意識を失った──
……目覚めると、どことも知れぬ城の一室に寝かされていた。
わけがわからずにいる彼女の前に現れたのは、戦死したはずのセドリックだった。
「ここは我々の世界ではない。君はおそらく、私と同様『異界の歪み』に呑まれたのだ。
そして、異界の狭間をさまよっていたところを、ある女性──オルハさんに助けられた」
「我が騎士たちは!? どうなったのです……!?」
「わからない。君が『歪み』に呑まれたということは、彼らもおそらく同じだろう。
ただ……オルハさんが見つけられたのは、君だけだった」
アネモネは、茫然と脱力した。
騎士たちがどうなったのかは、簡単に察しがついていた。
気絶したアネモネをかばいながら戦い、『歪み』に呑まれ──
異界の狭間に現れる魔物たちと最期まで戦い続けたに違いない。
彼らは勇敢であったから。そして、彼らが自分を守ろうとしないはずはないから……
子供のように号泣するアネモネの肩に、セドリックがそっと触れた。
「──我が騎士たちもまた、異界の狭間で死に果てた。
彼らの魂は、いまだ狭間をさまよっている。
そして、我が呼び声に応え、剣となって現れる……
狭間に長くいた君も、私と同様、彼らに呼びかけることができるかもしれない」
「……お願いしますっ!! その方法を教えてください!」
アネモネは即座に頭を下げていた。ライバルに教えを乞うことに、迷いも屈辱もなかった。
そんなことより、ただ切実な願いがあった。
「私は……彼らに──彼らに、謝らなければならないのです……!」
──その後、アネモネは、セドリックの教えを受け、騎士たちの魂と対話することに成功した。
そして、ともに戦いたいという騎士たちの願いにこたえ、彼らを剣として召喚しながら戦い続けている。
副団長という境遇に異存はない。今なら、自分の器がセドリックに及ぶものではないと理解できる。
ただ──いつかは、彼よりも優れた騎士にならねばならない。
それが、自分を守って散っていった騎士たちへの手向けとなるのなら。
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