メル&マナ
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№ | 1326 | 1327 | 1328 |
名 | (A)双子の人魚 メル&マナ | (A)双子の人魚姫 メル&マナ | (A+)大海の人魚姫 メル&マナ |
AS | フルパワー | フルパワー | オーバードライブ |
SS | 凍結の魔術 | 凍結の魔術 | 吹雪の魔術 |
№ | 1329 | 2588 | |
名 | (S)大蒼海の双姫 メル&マナ | (SS)世界の合言葉は海 メル&マナ | |
AS | オーバードライブ | ツインズオーバーフロゥ | |
SS | 蒼海の大魔術 | 大蒼海に咲く波の花 |
ゴールデンver
№ | 3981 |
名 | (L)二人の心は永遠の海に メル&マナ |
AS | デュアリティー・ブルー |
SS | 溟海を彩る二輪の蒼華 |
共通情報
パーソナルストーリー
ウィズセレクションストーリーズ ~ メル&マナ編
ここは、とある異界の海の底──。 | ||
彼女たちの名前は「メル」と「マナ」。二人は双子の人魚で、とても仲良しな姉妹です。 | ||
ねー、マナ。アタシたちって、世界で一番の仲良しさんだよね! | ||
そうね、メル。ワタシたちはいつも一緒、一度だって離れたことがないもの。 | ||
ワタシたちよりも仲の良い姉妹なんて、いるはずないわ。 | ||
だよね~! でもイルカちゃんにそのことを話したら、ケラケラケラって笑われちゃったの! | ||
水の中の人魚、陸を知らず……だって! | ||
まぁ、なんて失礼なイルカなの。自分だって陸にあがったことなんてないくせに。 | ||
……そうだわ! いいことを思いついたわ、メル。 | ||
なになに? おもしろいこと~? | ||
こんな噂があるの。 | ||
この海の底にある遺跡には、望めばどんなものでも映し出す不思議な〈水鏡〉があるんですって。 | ||
みずかがみ? その鏡がどうかしたの? | ||
つまり、「世界で一番仲が良い二人」が誰なのかを水鏡に映し出してもらえば……。 | ||
……あ、わかった! それでアタシたちが水鏡に映れば……! | ||
ワタシたち姉妹の中が世界一、って証明されるのよ! | ||
いいね、おもしろそう! 早く行こうよ、マナ! | ||
慌てないで、メル。ワタシたちはどこへ行くにも二人で一緒に……そうでしょう? | ||
おっとっと、そうだね! マナとはいつでも一緒、どこでも一緒! | ||
メルとマナは、仲良く手をつないで、深い海の底へと泳いでいく──。 | ||
水鏡のもとに辿り着いたメルとマナは、早速、手を取り合って水鏡に念じる。 | ||
「世界で一番仲が良い二人は誰?」 | ||
すると水鏡がユラユラと波打ち、その鏡面に映ったのは……。 | ||
あ! アタシたちが映ったよ! やったね、マナ! | ||
ふふ、当然の結果だけど、こうあらためてわかると嬉しいものね、メル。 | ||
メルとマナは両手を取って抱き合い、大喜び。 | ||
──しかし、そんな二人の背後に、にじり寄る怪しい影が……! | ||
(戦闘終了後) | ||
あ~びっくりした。まさか魔物が隠れてたなんて……。 | ||
……あら? 見て、メル。水鏡に何か映っているわ。 | ||
ふと見ると、水鏡はメルとマナの姿の次に、さらに別の像を映し出していた。 | ||
あれあれ? マナ、この二人、誰だろう? | ||
男の子と……女の子の方は人間じゃないわね。でもお互いを信じあってる、そんな目をしてるわ。 | ||
さらに水鏡は、次なる像を映し出す。 | ||
わわ! この二人、なんか危なそうなの持ってる! こっわー! | ||
穏やかじゃないわね……でも背中を預け合ってるから、きっと仲は良いんだと思うわ。 | ||
さらに次の像では──。 | ||
今度の二人は……姉妹かな? ちょっとフンイキが似てるよね! | ||
……気のせいかしら? 心なしか良い香りがするような……。 | ||
水鏡に映る様々な二人組を見て、メルとマナはそれぞれの感想を口にする。 | ||
次に映った二人組は……。 | ||
えええ! この二人、そっくりなんてレベルじゃないよ! まるで鏡合わせみたい! | ||
ワタシたちと同じ双子かしら……? ここまで似てるなんて、ある意味、奇跡ね。 | ||
水鏡は次々と像を映し出していく。 | ||
すごーい、羽が生えてる! でも男の人の方は、なんかワルっぽくてブアイソーな感じだね。 | ||
この二人、少し顔つきが似てるけど……うーん、どういう関係なのかしら。謎だわ……。 | ||
そして水鏡は、その二人組を最後に何も映さなくなり、あとには波一つない静寂だけが残された。 | ||
うーん、これってつまり、どういうことだったのかな、マナ? | ||
きっとワタシたちと同じくらい仲が良い二人が、他にもたくさんいるってことだと思うわ、メル。 | ||
そうなんだ。んー、ちょっと悔しいけど、でもそれって、きっとステキなことなんだろうね。 ワタシもそう思うわ。それだけたくさんの人たちがワタシたちみたいに幸せってことなんだもの。 | ||
ふぅ~、なんだかアタシ疲れちゃった! 帰ってオヤツにしようよ、マナ! | ||
ええ、そうね。ワタシも甘いモノが食べたい気分だわ。帰りましょう、メル。 | ||
仲良く手をつなぎ、家路につくメルとマナ。 | ||
こうして仲良し姉妹の思い出に、また新たな1ページが増えたのでした──。 |
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