マサキ
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№ | 2511 | 2512 | 2513 |
名 | (A)異界から迷い込んだ少年 マサキ | (A+)龍を操る召喚者 マサキ | (S)烈火の龍操者 マサキ |
AS | 龍よ、手を貸してくれ! | 龍よ、手を貸してくれ! | 狙うのはそこだッ!! |
SS | 灼熱のフレイムブレス | 秘技・焦光灼熱波 | 秘技・焦光灼熱波 |
№ | 2514 | 2515 | 5575 |
名 | (S+)覚悟の龍神使い マサキ | (SS)極熱の召喚マスター マサキ・アシカガ | (L)業熱の召竜ロード マサキ・アシカガ |
AS | 狙うのはそこだッ!! | 行くぞ、これが俺達の力だ! | ぶちかますぜ、相棒! |
SS | 極熱のクリムゾンバースト | 極熱のクリムゾンバースト | 業熱のマキシマムインフェルノ |
共通情報
名前 | マサキ・アシカガ | CV | - | 種族 | 術士 |
登場 | - | ||||
世界 | - | ||||
所属 | - | ||||
特徴ワード | 超御節介焼 | ||||
関連キャラ | エレクトラ、タケル | ||||
セリフ1 | 「これが俺達の力だ!」 | ||||
セリフ2 | 「……困ってる人は、放っておけないよなぁ」 | ||||
セリフ3 | 「行くぜ、ラウンド1、バトルスタートだ!」 | ||||
補足情報 | 「トウキョウ」という場所から異界へと落ちてきた異邦人の少年。 巨大な炎の剣を持つ竜を駆る能力を持つ。 度を超えた御節介焼きで、しょっちゅう厄介事に巻き込まれている模様。 |
パーソナルストーリー
バックストーリー
「いや、俺はただこの村には立ち寄っただけで……」
弱った。俺はそう思いつつ引きつった笑いを浮かべた。
ちょっとした旅の途中で立ち寄った村が、まさかこんな状況だなんて。
「お願いします、このままでは娘が生贄として魔物に連れ去られてしまうんです……!」
「だが、生贄を出さんと村が……頼む、あんた魔法使いなんじゃろ……!」
弱った。俺はもう一度そう思い、ため息をついて頭をかく。
魔法が使えるっていったって、俺ができるのは「アイツ」を呼び出すことだけ。
それに、こういうことに首を突っ込むな、って「あの子」に口酸っぱく言われていた。
……けど。
「……困ってる人は、放っておけないよなぁ」
魔物がやってくる朝、俺は赤い太陽を眺めながらグッと背伸びをする。
指をパキパキと鳴らし、腰を回して準備運動。
格ゲーをやる前だとか、勝負事の前はいつもこうするのが俺の癖だった。
それから、俺は昔のことを思い出す。
「あの子」は、
「トウキョウ」からこの世界に落ちてきて、右も左も解らない俺を助けてくれた。
あの日から、俺は決めたんだ。困っている人はみんな助けようって。
……やがて地平線に昇る太陽の真ん中に、黒い影がひとつ現れる。
あれが村の人達が言っていた魔物ってやつだろう。
「でけぇ……でも、やるしかないんだろ」
足を踏み鳴らし、意識を集中させる。
胸の奥にある扉を開くように、俺は手のひらを勢い良く合わせた。
「お前の名前も、探してやらないといけないしな!」
背中に感じる強烈な熱。足元には炎を生む魔法陣が生まれ、
俺に覆いかぶさるようにして「アイツ」が現れた。
「……今日はやけに素直じゃんか。人助けは嫌いって言ってたくせに」
『我輩も暴れたい日があるのでな』
相棒の咆吼とともに、俺は駆け出した。遠くから近づく巨大な魔物に向かって。
「それじゃ、存分に暴れてもらうぜ!」
『任せておけ、灰も残さん』
走りながら、俺は名無しの相棒とともに手を伸ばす。
空気と地面を焼き焦がしながら、巨大な炎の剣が相棒の手から伸び、それを掴むと俺は飛んだ。
「行くぜ、ラウンド1、バトルスタートだ!」
※話の最初に戻る
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