キーラ
(0コメント)| № | 5383 | 5384 | 5385 |
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| 名 | (A)ウィズの幼馴染み キーラ | (S)勤勉な魔導士 キーラ | (S+)ヴェルタ図書館の館長 キーラ |
| AS | フラグメント・ナレッジ | フラグメント・ナレッジ | ミリオンピース・ナレッジ |
| SS | 永遠のテリトリー | 永遠のテリトリー | 永遠のテリトリー |
| № | 5386 | 5387 | |
 |  | ||
| 名 | (SS)知識の管理者 キーラ | (L)儚き友諠の栞 キーラ・バルバレス | |
| AS | ミリオンピース・ナレッジ | ミリオンピース・ナレッジ | |
| SS | 万里不変のディメンション | 万里不変のディメンション |
セレモニーズver
| № | 5784 | 5785 | 5786 |
 |  |  | |
| 名 | (S)ギルド式礼服 キーラ | (S+)一途な才女 キーラ | (SS)百出の源 キーラ |
| AS | 黒猫のあやし方 | 黒猫の上手なあしらい方 | 黒猫の上手なあしらい方 |
| SS | 儚いノスタルジー | 儚いノスタルジー | 煌くダイヤモンドノスタルジー |
| № | 5787 | ||
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| 名 | (L)郷愁雪化粧 キーラ・バルバレス | ||
| AS | 黒猫の上手なあしらい方 | ||
| SS | 煌くダイヤモンドノスタルジー |
キーラ＆ベルナデッタ
| № | 5886 | 5887 | 5888 |
 |  |  | |
| 名 | (SS)美しき天魔 キーラ＆ベルナデッタ | (SS+)聖典の物語 キーラ&ベルナデッタ | (L)聖魔の叙事詩 キーラ＆ベルナデッタ |
| AS | 紐解く歴史の頁 | 紐解く歴史の頁 | 紡がれる叙事詩の言葉 |
| SS | 天使と悪魔の笑顔 | 天と地の創造神話 | 天と地の創造神話 |
共通情報
| 名前 | キーラ・バルバレス | CV | 斎藤 千和 | 種族 | 術士 |
| 登場 | メインストーリー | ||||
| 世界 | クエス=アリアス | ||||
| 所属 | ヴェルタの魔道士ギルドマスター 兼 中央図書館管理人 | ||||
| 特徴ワード | 想い見守る強き支援者 | ||||
| 関連キャラ | メインストーリー | ||||
| セリフ１ | 「そう。じゃあ、やめておくのね。ごめんなさい。これも規則なの。」 | ||||
| セリフ２ | 「私はこの雪そんなに嫌いじゃないよ。」 | ||||
| セリフ３ | 「あーん、もう……君ー！ 黒猫さんー！ どこー！ 眼鏡もどこー？」 | ||||
| 補足情報 | 雪降る町ヴェルタのギルドマスター。 ウィズとは幼馴染で、アナスタシアと共に一緒に育った仲。 少々御堅い性格の持ち主で、融通が効かないと思われがちだが、 面倒見がよく、落ち着きのある女性。 | ||||
パーソナルストーリー
バックストーリー（セレモニーズ）
| 君とウィズは、キーラから魔道士ギルドの式典で使う資料整理の手伝いを頼まれ、会場にやって来ていた。 | ||
| ところが、あまりにも大きな会場のため、キーラと出会うことが出来ていなかった。 | ||
| 君はキーラの姿を探しがてら、式典の参加者が控える棟をウロウロしていた。 | ||
| そもそもは、新たに魔道士となった新人に、偉そうに薫陶を与える式典にゃ。 |  | |
| 退屈極まりないから参加するだけ損にゃ。 |  | |
| でも、おいしい料理は食べられるらしいよ、と君はウィズの機嫌を取るようなことを言ってみる。 | ||
| それくらいの役得はあって当然にゃ。そうでなければこんな所に来ないにゃ。 |  | |
| ウィズはそう言うが、ここに来てからいつもより饒舌になっているし、ぴょこぴょこと尻尾を振って少し楽しそうである。 | ||
| 隠してはいるが、ちょっとしたお祭り気分なのは、間違いない。 | ||
| そういえば、ウィズも新人魔道士として、この式典に参加したことがあるのだろうか。 | ||
| もちろんにゃ。さすがにその頃から猫みたいに自由に振る舞っていたわけじゃないにゃ。 |  | |
| こう見えても、新人の頃はきちっとしていたにゃ。 | | |
| なるほど。と君は納得する。 | ||
| いくらウィズでも、最初からこんな風に振る舞っていたはずはないのだ。 | ||
| そんな当たり前のことが意外に思えるとは……。 | ||
| さ、さっそくパーティー会場に忍び込んで、ご馳走を頂いて、さっさと帰るにゃ。 | | |
| ……案外、意外に思えても仕方がないのかも、と君は思う。 | ||
| 君は先を行くウィズに付いて、会場を進んだ。 | ||
| 美味しい料理はどこかにゃー？ | | |
| と鼻歌交じりに進んでいくウィズ。 | ||
| パーティー会場に忍び込もうとする猫（四聖賢）。と魔法使いがひとり。 | ||
| もし誰かに見つかったら、たぶんウィズよりも自分が咎められる。 | ||
| そんな気がする。 | ||
| ──すごくする。 | ||
| 出足が鈍る君に気づいたウィズは、こちらを振り向いて言う。 | ||
| にゃは。どうしたにゃ？ まさか怖気づいたにゃ？ | | |
| そんなことでは立派な魔法使いになれないにゃ。 | | |
| さあ、ご馳走はもうすぐにゃ！ | | |
| 仕方がない。ここまでウキウキ気分の師匠に、水を差す勇気は君にはない。 | ||
もしもし、君……。 | ||
| 突然の呼びかけに、君もウィズも揃ってギクリと背筋を伸ばす。恐る恐る振り返ってみると……。 | ||
 そっちは式典の会場じゃなくて、パーティーの会場よ。 | ||
 | もしかして、式典の前にパーティー会場に忍び込もうとしたのかしら？ | |
| まさか、そんなこと考えてないでしょうね。そんな昔のウィズみたいなこと。 | |
| 昔のウィズ？ 昔は真面目だったとかなんとかさっき聞いたばかりだ。 | ||
| と、君はウィズを見る。 | ||
| にゃー……。 |  | |
| 誤魔化した！ 確実に君から目を逸らした。 | ||
| その様子を見て、キーラは楽しそうに話を続ける。 | ||
| ウィズはね……。 | |
| 魔道士になってからずっと、式典を抜け出す常習犯だったのよ。 | |
| そうしていつもご馳走をつまみ食いするの。だから、もしかしたらと思ったら……。 | |
| 君がこんな所にいるんだもん。たぶん師匠に似ちゃったのよね……。 | |
| そこまで言って、キーラはウィズを自分の顔の前まで抱え上げる。 | ||
 にゃ……！？ そう思わない？ 黒猫さん？ きっとウィズが悪いのよね？ ねえ？ | ||
その時……！ ウィズが動いた。 | ||
| にゃーー！！ |  | |
| キーラの顔に向けて、ウィズが爪を立てる。思わず魔力を噴出させるキーラ。 | ||
| 君はふたりの間に割って入るように、体を滑り込ませた。 | ||
| （戦闘終了後） | ||
| きゃ！ | |
| にゃ！！ |  | |
| 君は倒れかけるキーラを支え、宙を舞ったウィズをキャッチする。 | ||
| どうやら双方に怪我はないようだった。 | ||
| ……がよく見ると、 | ||
 ちょっと……め、眼鏡……。眼鏡どこぉ……？ ア、アレがないと私全然前が見えないのよ……。 | ||
| と、いつもの落ち着いた様子は微塵もないキーラの姿がそこにはあった。 | ||
| もしかしてアレを狙ったの？ と君は小声でウィズに訊ねる。 | ||
| もちろんにゃ。 | | |
| と囁く。ウィズの前足には、キーラの眼鏡が引っかかっている。 | ||
 | あーん、もう……君ー！ 黒猫さんー！ どこー！ 眼鏡もどこー？ | |
| ふふふ。面白いからしばらくこのままにしておくにゃ。 | | |
| ダメだよ。と君はウィズからキーラの眼鏡を奪い取る。 | ||
| このまま返したら、きっとしこたま怒られるにゃ。 |  | |
| それでもいいにゃ？ | | |
| ふと……君の脳裏に近い未来が思い浮かぶ。あまり感じの良くない未来の姿だ。 | ||
| 君はそっと式礼服の背中の襟に、彼女の眼鏡を引っ掛ける。 | ||
| にゃは！ よくやったにゃ。さ、このままパーティー会場に……。 | | |
| それはダメ、と断じて、君はパーティー会場ではなく……。式典会場へと向かった。 | ||
| にゃ？ 裏切り者……。 | | |
| あれぇ……？ ちょっと、いないの……？ 私の眼鏡……。眼鏡はーー？ | |
| ねえ？ ねえ、ってばー？ 眼鏡ー？ | |
| 少しだけ悪い気はしたが……。 | ||
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