オルネ
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№ | 2534 | 2535 | 2536 |
名 | (A)跳ねっ返りのつむじ風 オルネ | (A+)吹き荒れる東風 オルネ | (S)止まらない春一番 オルネ |
AS | 清風タービン | 旋風ブラスト | 旋風ブラスト |
SS | 風の印 | 風の印 | 追い風の秘法 |
№ | 2537 | 2538 | |
名 | (S+)朝焼けの追い風 オルネ | (SS)驀進の神風娘 オルネ・タンペート | |
AS | 薫風ウィンドミル | 薫風ウィンドミル | |
SS | 追い風の秘法 | 無窮の風 |
クリスマスver
№ | 3126 | 5370 |
名 | (SS)イヴの心模様 オルネ・タンペート | (L)心揺れ動く聖夜 オルネ・タンペート |
AS | 優しく暖かな追い風 | そっと背を押す願い風 |
SS | たまにはワガママも聞きなさいよ! | 聖なる冬の暴風前線 |
セレモニーズver
№ | 3875 | 3876 | 3877 |
名 | (S)ギルド式礼服 オルネ | (S+)風見の導者 オルネ | (SS)爛漫な旋風 オルネ |
AS | カタバティック・トルネード | カタバティック・トルネード | カタバティック・トルネード |
SS | 疾風ソニックブラスト | 疾風ソニックブラスト | 春嵐ワールウインド |
№ | 3878 | 5779 | |
名 | (L)虹光悠風 オルネ・タンペート | (L)虹光悠雅風 オルネ・タンペート | |
AS | アナバティック・サイクロン | レインボウ・ハリケーン | |
SS | 春嵐ワールウインド | 翔嵐エアロスライダー |
ティア&オルネ
№ | 5901 | 5902 | 5903 |
名 | (A)兄妹みたいな ティア&オルネ | (S)不器用なふたり ティア&オルネ | (SS+)意地っ張りなふたり ティア&オルネ |
AS | 魔法のスキップ | 魔法のスキップ | 魔法のスキップ |
SS | ロリポップ・マジック | ロリポップ・マジック | クッキーハウス・イマジネーション |
№ | 5904 | ||
名 | (L)魔法の童話世界 ティア&オルネ | ||
AS | 腕を組んで魔法のダンス | ||
SS | クッキーハウス・イマジネーション |
共通情報
名前 | オルネ・タンペート | CV | 釘宮 理恵 | 種族 | 術士 |
登場 | メインストーリー | ||||
世界 | クエス=アリアス | ||||
所属 | オゥランディの守護者の一族 兼 魔道士ギルドマスター | ||||
特徴ワード | 憧れ纏いし早熟の魔道士 | ||||
関連キャラ | メインストーリー | ||||
セリフ1 | 「祭りが近いからって、アンタ達警戒しすぎ! そんなんじゃお客さんも帰っちゃうわよ!」 | ||||
セリフ2 | 「だから、いつでも前を向いて走るしかないのよ!!」 | ||||
セリフ3 | 「な、何よ。アタシがお礼言っちゃおかしい!? アタシだって、感謝くらいするわよっ!」 | ||||
補足情報 | 風の郷オゥランディのギルドマスター。 郷に伝わる"秘宝"を守護してきた一族の生まれであり、 幼い頃から風の魔法を取得するべく厳しく育てられてきた。 責任感が強く、若いながらも人を導くリーダーシップがあるが、 不満があるとすぐ態度に表すといった幼い一面も見せる。 |
パーソナルストーリー
バックストーリー(クリスマス)
オゥランディでの依頼をこなすため、君がギルド支部を出ようとした、その時。 | ||
ちょっちょっ、ちょっと待って! | ||
突然オルネに肩を掴まれ、君は無理やりに振り返させされる。 | ||
あ、アンタへの今の依頼取り消し! こっちやんなさい! | ||
オルネが押し付けてきた依頼書には……。 | ||
『街の中を時間を掛けてパトロール後、ギルド支部へ戻ってくること』。 | ||
とだけ書かれている。依頼者の欄には『オルネ・タンペート』とあった。 | ||
……えーと。 | ||
い、いいからさっさと行って来なさい! 早く! はやーく! | ||
言うが早いか、君たちはギルド支部から叩き出された。 | ||
外は寒い。少し雪もちらついている。それに今日のオゥランディは一段と風が強かった。 | ||
さ、さむいにゃ……! これじゃ時間を掛けてたら凍えてしまうにゃ! | ||
君はウィズの言葉にうなずく。すでに歯の根が合わないくらいに寒いのだ。 | ||
なるべく早くパトロールを終わらせて帰ろう、と君は心に誓った。 | ||
風が強すぎにゃ! | ||
風に煽られ、ボサボサの毛になったウィズを撫でながら……。 | ||
君は仕事が終わったことをオルネに伝えるべく、急いでギルド支部へ向かう。 | ||
さっきから大して時間が経ってにゃいけど、大丈夫かにゃ? | ||
寒いから仕方ないよ、と君は言い、オルネの待つギルド支部の扉を開いた。 | ||
すると。 | ||
……あ。 | ||
部屋の中を飾りつけている途中のオルネが、凍りついた表情で君を見ている。 | ||
慌てていたのだろう、ちょっとだけ飾り付けは斜めになっていたりした。 | ||
机の上にはちょっと小さめのケーキが載っている。 | ||
……(もしかして、この準備をするためにさっきの依頼を……?) | ||
ウィズのささやきに、君はオルネの意図を察してハッとする。 | ||
だが、もう遅かった。 | ||
……依頼の内容、アンタ覚えてる? | ||
『時間をかけてパトロール』しろって書いてなかったかしら……? | ||
暴力的なつむじ風が、オルネを中心に渦巻き、飾り付けをバタバタと揺らした! | ||
せっかく驚かせようと思ったのに、台無しじゃない、もーー!! | ||
バカーーーー!! | ||
若干涙目のまま、オルネは君に魔力をぶつけてきた! | ||
(戦闘終了後) | ||
ひとしきり暴れたあと……。 | ||
オルネはひとりでケーキをむしゃむしゃ食べながら、君に説教していた。 | ||
ちなみに、ウィズは説教が始まってすぐに暖炉の前で寝息を立て始めている。 | ||
だいたいね、アンタに『時間をかけて』ってわざわざ言ってるんだからさ……。 | ||
そのくらい察しなさいよ、今日が何の日か忘れてたわけでもないでしょ? | ||
色々と忙しくて忘れてた、と君は返す。同時にゴメン、と付け加えて。 | ||
そういえば、今日は聖夜だ。街が騒がしかったのはそのせいか、と君は思う。 | ||
……はぁ、あきれた。仕事の虫なのもいいけど、たまには息抜きしなさいよね。 | ||
いつまでも張り詰めてたら、そのうち破裂しちゃうわよ? | ||
オルネは君に気分転換をさせようと思っていたようだ。 | ||
……ほら、一緒に食べましょうよ。なんかちょっとカタチ悪くなっちゃったけどさ。 | ||
いまさら切るのも面倒だし、いいでしょ? | ||
言いながら、オルネは君にフォークを一本渡してくる。 | ||
ケーキを口に運ぶと、少し硬めのスポンジと、泡立て過ぎたクリームの味。 | ||
これは、まさか……。 | ||
……ど、どう? 初めてにしちゃいい出来でしょ? | ||
美味しいよ、と君は赤い顔をしたオルネに言う。 | ||
それから、ありがとう、と。 | ||
えっ、あー! うん、こっちこそ、ありがと。なんていうか、暴れてゴメン。 | ||
窓の外には雪がちらついている。だが、少しだけ風は弱くなったようだ。 | ||
……言うの忘れてたけど……来年もよろしくね! | ||
こちらこそ、と君はオルネに返し、もう一度ケーキを頬張った。 |
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バックストーリー(セレモニーズ)
ま、まず挨拶よね? その後は自己紹介して、それからえーと……。 | ||
オルネはメモを片手に、ブツブツと呟きながらウロウロと歩きまわっている。 | ||
そんな彼女を見ながら、緊張しすぎだよ、と君は苦笑しながら言った。 | ||
だだだだって! 中央に呼ばれたのなんてギルドマスター就任式以来だし! | ||
それに今回は新人相手にお話しなきゃなんないのよ!? 緊張しないほうが無理よ! | ||
ワタワタと身振りを交えて話すオルネ。 | ||
君はふと、オゥランディを離れても大丈夫なのかと聞いてみた。 | ||
うん、1日か2日なら大丈夫。ギルドのみんなが頑張ってくれてるし。 | ||
それに、この時期は瘴気も薄いの。だからオゥランディは心配いらないわ! | ||
うー……なんか喉渇いてきちゃった、ちょっとお水飲んでくる……。 | ||
そう言い、パタパタと足音を立てて立ち去るオルネを見送って、君はもう一度苦笑した。 | ||
君の所へオルネからの手紙が来たのは、つい数日前のこと。 | ||
どうやら今回の式典で、彼女は新人向けの魔法の講義を依頼されたらしい。 | ||
その際助手が必要だ、というわけで、君に白羽の矢が立った、というわけだ。 | ||
中央には色々な事情があって近寄りづらいのだが、オルネの頼みとあれば話は別だ。 | ||
しかしこんな変装で入り込めるなんて……中央も警備が適当だにゃ。 | ||
君は今、髪型を変え、普段はかけない眼鏡をかけ、ちょっと服装を変えて底上げした靴を履いている。 | ||
普段とは雰囲気がまるで違うが、君もここまでうまくいくとは思っていなかった。 | ||
廊下の向こうから戻ってきたオルネは、バシバシ、と自分の頬を叩き気合を入れる。 | ||
大丈夫? と君が聞くと、彼女は顔を赤くして腕を組み、フン、と鼻から息を吐いた。 | ||
あ、あったりまえじゃない! ほら、時間だしそろそろ行くわよ! | ||
そう言うと、オルネはギクシャクとした動きで歩き出す。 | ||
その背中を追いながら、君はどうやって彼女の緊張をほぐせばよいのかを考えていた。 | ||
君たちはいよいよ会場へとたどり着いた。 | ||
だが……。 | ||
…………。 | ||
オルネはどうやら緊張のピークに達しているようだ。 | ||
顔から血の気が失せている上に、会場への扉に手をかけたまま微動だにしない。 | ||
開けようか? と君が言うと、オルネは小刻みに顔を横に振る。 | ||
まままままって、一回深呼吸させて! 今ちょっと無理だから! | ||
そう言うと、彼女は扉に背を向けて深呼吸をはじめた。 | ||
すううう……はあああ……すううう……。 | ||
本当に大丈夫なのだろうか……と君が考えこんでいると、ふとウィズが君の耳元で囁く。 | ||
(……ここは私に任せておくにゃ!) | ||
ウィズは抜き足差し足で扉へと近づき、前足でそっと扉を押し開けた。 | ||
(にゃはは♪) | ||
すると、会場の中から深呼吸をするオルネが見える状況になる。 | ||
もちろん、オルネはそのことに気づいていない。 | ||
すううう……はあああ……すううう……。 | ||
今、新人魔道士たちの視線が会場の中からオルネに突き刺さっている。 | ||
ざわつき始める会場、にんまり笑うウィズ、そして頭を抱える君──!! | ||
……ん? | ||
そして、ついに違和感を感じたオルネが振り返った。 | ||
なっ!? な、なんで扉が……!? | ||
ちょ、ちょっと! どういうつもり!? | ||
顔を真っ赤にしながら、彼女は君に掴みかかる! | ||
会場からは笑い声! それを聞いてオルネは涙目になり、さらに顔を赤くする! | ||
もうなんというかグダグダになってきたぞ! さらに嫌な予感とともに強風が吹き荒れ始めた! | ||
あーーーもーーー!! 台無しじゃないのよ!! バカーーーー!! | ||
爆発的な魔力が吹き上がり、新人魔道士たちの見守る中、君とオルネの戦いが始まった! | ||
(戦闘終了後) | ||
というわけでね、風の魔法は広い視野が必要なわけ。大きな大きな流れを作って、それから──。 | ||
君との魔法合戦が終わり、いつもの調子を取り戻したオルネは……。 | ||
新人の魔道士たち相手に、立派に講演を終えることが出来た。 | ||
……ったく、ホントにアンタはロクなことやんないわよね。 | ||
ぶー、と頬を膨らせ唇を尖らせながら、オルネは君に向けて文句を言う。 | ||
君は真犯人のウィズを睨むが、彼女は彼女で自分のしっぽ追いかけに夢中だ。 | ||
まだ怒ってる? と君が聞くと、オルネは苦笑して肩をすくめた。 | ||
もう怒ってないわ、結果的に緊張せずに話ができたし……。 | ||
それにアンタも時間作って手伝いに来てくれたんでしょ? | ||
だ、だからさ、まあ、なんというか……怒るのも良くないなーと……。 | ||
尻すぼみになるオルネの言葉に、君も苦笑する。 | ||
そういえば、オルネの服は式典用のものなのに気付き、君は似合っていると感想を述べた。 | ||
ふふ、結構アタシもこれ気に入ってるの。かっこいいでしょ。 | ||
ね、式典もそろそろ終わるし、美味しいもんでも食べに行こうか! 中央は色々あるって聞いてるしね! | ||
そういえばオルネにつきっきりで、式典の食事をすっかり逃していた。 | ||
気づけば日も傾いて、いい具合にお腹もすいてきている。 | ||
今日は色々あったけれど、たまにはこういう日も悪くない。 | ||
君はそう思いながら、無邪気に笑うオルネの後を追った。 |
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