クオン
タグ一覧
>最終更新日時:
№ | 2293 | 2294 | 2295 |
![]() | ![]() | ![]() | |
名 | (A) 陰陽狐 クオン | (A+) 方術狐 クオン | (S) 遁甲狐 クオン |
AS | 式神使役 | 式神使役 | 鬼神使役 |
SS | 物忌み | 片違え | 片違え |
№ | 2296 | 2297 | 4646 |
![]() | ![]() | ![]() | |
名 | (S+) 霊異狐 クオン | (SS) 九尾の真狐 クオン・リムセ | (L) 天昇輪廻の真狐 クオン・リムセ |
AS | 鬼神使役 | 十二天将招来法 | 瑞翔九尾破幻想 |
SS | 陰陽金烏玉兎集 | 陰陽金烏玉兎集 | 陰陽結集仏暦経 |
Legend of Blader ver
№ | 4638 | 4639 | 4640 |
![]() | ![]() | ![]() | |
名 | (SS) 奇門遁甲の狐 クオン | (SS+) 天文を操る九尾 クオン | (L) 浄き陰陽の輪光 クオン・リムセ |
AS | 式神招応 | 八将神慧星智法 | 八将神慧星智法 |
SS | 凶兆反転術 | 凶兆反転術 | 天界地縛五行総説 |
共通情報
名前 | クオン・リムセ | CV | 青木 瑠璃子 | 種族 | 神族 |
登場 | Heretic Blader | ||||
世界 | 和ノ国 | ||||
所属 | 陰陽師 | ||||
特徴ワード | |||||
関連キャラ | リュコス | ||||
セリフ1 | 「凶兆の方角を避けながら目的地に向かうのは、陰陽の基本よ。」 | ||||
セリフ2 | 「信じがたいわね、異国の妖魔の力というものは……」 | ||||
セリフ3 | 「あの恨みに満ちた悲しい目……忘れられないわ。」 | ||||
補足情報 | 真狐の一族の力を携えており、真狐「ヤスナ」をその身体に宿している。 |
パーソナルストーリー

バックストーリー
クオンは、和ノ国で最も高い山──『富嶽』を目指し、夜の樹海を歩いていた。
『ずいぶん回り道をするものだ』
クオンの周囲を浮遊する、胴の長い狐が言う。
『敵の居場所はわかっているのだから、まっすぐに向かえばよいものを』
「方角が悪かったの」クオンは、ぴしゃりと言った。
「凶兆の方角を避けながら目的地に向かうのは、陰陽の基本よ。何度も教えたでしょう、ヤスナ。」
『興味のないことは聞き流す主義だ』狐は、くつくつと笑う。
『行く先に災いが待つならば、それごと敵をねじ伏せるまで』
「あなたたち物の怪なら、それでいいでしょうけどね」
『今はそなたも物の怪……我ら真狐の眷属だ。忘れたわけではあるまい』
「当然よ」
クオンは右手を持ち上げ、じっと見つめた。
「私が授かった、古の真狐の力……使いこなせるのかしら……」
『九尾に達した真狐の力だ。並みの人間なら、宿した時点で身体が砕けている』
からかうように、ヤスナ。
『当代最高の陰陽師と称されるそなたなら、扱えよう。そう信じたからこそ、一族の力を託したのだ』
「確かに、真狐の力があれば十二天将の招来さえ可能でしょうね。そうまでしなければ、勝てない敵だということ……」
『少なくとも』
ヤスナが空を見上げる。
樹海では、夜空のほとんどが木々に隠されていたが、それでも月を見ることはできた。
──大きい。
常の数十倍はあろうかという大きさの月が、夜空に浮かんでいる……
『「月を墜とす」などという与太話を実現させる程度の力はあるらしい』
「信じがたいわね、異国の妖魔の力というものは……」
『和ノ国の物の怪が劣っているわけではないからな。その者が異常なだけだ』
やや不機嫌になるヤスナの頭を、クオンは軽くなでる。
「人間のためにも、物の怪のためにも、月を墜とさせるわけにはいかない。止めてみせる……必ず!」
『月が墜ちては、月見酒を味わえなくなる。それだけでも戦う理由になるというものだ』
人間と物の怪と──異なる種族の、それぞれ至高の力を併せ持つ少女は、頼れる相棒と共に決戦の地に向かっていく。
月が墜ちるまで、あと──
『ずいぶん回り道をするものだ』
クオンの周囲を浮遊する、胴の長い狐が言う。
『敵の居場所はわかっているのだから、まっすぐに向かえばよいものを』
「方角が悪かったの」クオンは、ぴしゃりと言った。
「凶兆の方角を避けながら目的地に向かうのは、陰陽の基本よ。何度も教えたでしょう、ヤスナ。」
『興味のないことは聞き流す主義だ』狐は、くつくつと笑う。
『行く先に災いが待つならば、それごと敵をねじ伏せるまで』
「あなたたち物の怪なら、それでいいでしょうけどね」
『今はそなたも物の怪……我ら真狐の眷属だ。忘れたわけではあるまい』
「当然よ」
クオンは右手を持ち上げ、じっと見つめた。
「私が授かった、古の真狐の力……使いこなせるのかしら……」
『九尾に達した真狐の力だ。並みの人間なら、宿した時点で身体が砕けている』
からかうように、ヤスナ。
『当代最高の陰陽師と称されるそなたなら、扱えよう。そう信じたからこそ、一族の力を託したのだ』
「確かに、真狐の力があれば十二天将の招来さえ可能でしょうね。そうまでしなければ、勝てない敵だということ……」
『少なくとも』
ヤスナが空を見上げる。
樹海では、夜空のほとんどが木々に隠されていたが、それでも月を見ることはできた。
──大きい。
常の数十倍はあろうかという大きさの月が、夜空に浮かんでいる……
『「月を墜とす」などという与太話を実現させる程度の力はあるらしい』
「信じがたいわね、異国の妖魔の力というものは……」
『和ノ国の物の怪が劣っているわけではないからな。その者が異常なだけだ』
やや不機嫌になるヤスナの頭を、クオンは軽くなでる。
「人間のためにも、物の怪のためにも、月を墜とさせるわけにはいかない。止めてみせる……必ず!」
『月が墜ちては、月見酒を味わえなくなる。それだけでも戦う理由になるというものだ』
人間と物の怪と──異なる種族の、それぞれ至高の力を併せ持つ少女は、頼れる相棒と共に決戦の地に向かっていく。
月が墜ちるまで、あと──
コメント(0)
コメント
削除すると元に戻すことは出来ません。
よろしいですか?
今後表示しない