結果発表!
(0コメント)| ミスクロム・マグナコンテスト開催から数日後。 | ||
| 君とウィズは再び異様な熱気が漂う砂浜へとやってきた。 | ||
| またにゃ。この雰囲気は……きっと"あれ"にゃ。 |  | |
| ウィズの言葉に君は頷き返し、砂浜を進んでいった。 | ||
|  みんなーっ! もう投票はすんだかぁー!? | ||
| 舞台に立つMIU☆MIUの呼びかけに応じるように、観衆も声をあげる。 | ||
| 熱気は高まるところまで高まり切っているようだ。 | ||
|  | ついに……ついに! ミス クロム・マグナが決定ー! | |
|  | さ、開票係のノアさんに結果を書いたカードを持ってきていただきましょう。 | |
|  | はーい。よろしくおねがいしまーす! | |
|  | ま。もちろん超絶天使MIU☆MIUの圧勝なんだけどねぇー。 | |
|  | では! ミス クロム・マグナコンテストの結果発表ですッ! | |
|  あ、あの……すごく嬉しいです……! | ||
|  よっしゃあ! | ||
| おおー! なるほどにゃ。こういう結果になったんだにゃ。 |  | |
| 結果発表と共に砂浜に集まった観衆にどよめきが起こった。 | ||
| 自らが投じた票の行方への一喜一憂がない交ぜになっているようだった。 | ||
|  | 意外な結果? 納得の結果? みんなはどっち? ワタシはとっても驚いています! | |
|  | こんなのありえなぁーいっ!! ……と言っても仕方がないので、表彰にはいりまーす。 | |
|  | では、さっそくミス クロム・マグナとミスタークロム・マグナに登場して頂きましょう! | |
|  | こいつらでーす。 | |
| 雑! |  | |
| け、けど……なんかこういうのって恥ずかしいな……。 |  | |
| そ、そうだね……。 |  | |
|  | ではでは、選ばれた二人の喜びの声を頂きましょうっ! | |
|  | まずは、なんとミス クロム・マグナの連覇を果たしたアーシアさんです。 | |
| あ、その、わたしなんかがこんな風に選ばれて……。それに連覇とか……。 |  | |
| ウソじゃないかなって思っちゃったりするけど……。わたし……。 |  | |
| わたし、精一杯ミス クロム・マグナに相応しい自分になれるよう、頑張りますっ! |  | |
|  | はーい。ステキなコメントでしたね。それが増々ワタシをヘコませるんですけどねぇ。 | |
|  | では次にイツキ君でーす。 | |
| あ、ああ……。えーと、みんなが俺を支持してくれたこと、うれしく思う。 |  | |
| その責任を自覚して、みんなの期待に応えられるように残りの学園生活を過ごすよ。 |  | |
| ありがとうっ! |  | |
|  | イツキ君、真面目過ぎ! | |
|  | なお、優勝したふたりにはダンケル学園長から副賞が贈られます。 | |
| それを受け、舞台袖からダンケルが姿を現す。 | ||
|  | ||
| 重々しく咳払いをした後、ダンケルはふたりに向かって、副賞の内容を言い渡した。 | ||
|  | ふたりには今回特別に休日を与えようと思う。 | |
|  | 学生にとって休日は何にも代え難いご褒美。どうだうれしいだろ。うれしいと言いたまえ。 | |
| ご、強引だな。 |  | |
|  | ぜひこの休日を使って、せいぜいロマンティックな思い出を作ってくれたまえ。 | |
| ロ、ロマンティック……。 |  | |
|  | それではっ! そろそろミス クロム・マグナコンテストを終了させて頂きます。 | |
|  | 皆さん、たくさんの投票をありがとうございましたー! じゃあねー! | |
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