メイマオ
(1コメント)タグ一覧
>最終更新日時:
共通情報
名前 | メイマオ・ジーシン | CV | - | 種族 | 術士 |
登場 | - | ||||
世界 | - | ||||
所属 | 中華料理店 料理人 | ||||
特徴ワード | 超絶魔法(?)調理人 | ||||
関連キャラ | - | ||||
セリフ1 | 「コレで最後よ! 炎の神よ、この一品に宿れ! 加油!」 | ||||
セリフ2 | 「出でよ! お豆精霊『オトウフー』!」 | ||||
セリフ3 | 「だいたい、トプルってフルフルして可愛いだけじゃん! 」 | ||||
補足情報 | 魔法の力で世の為に働くことを夢見るフツーの料理人。 魔法料理人を夢見ており、ある日「トプル」と言うフルフルお豆の精霊を 呼び出すことに成功するが、彼女の日々は特に変わらない。 しかし彼女の作る麻婆豆腐は絶品だったのだ! |
パーソナルストーリー
バックストーリー
――昼時、
中華料理レストラン『麻娘飯店』からは鍋を振るう音と賑やかな客の声が響く。
厨房には鍋を振るう『超絶魔法調理人』メイマオ・ジーシンの姿が!
「辛辣なる赤き爪よ! 我に力を与えよ!」
詠唱された魔法に応じ、鍋の中に檄カラ唐辛子が召喚される!
豆腐、挽肉、花山椒……と次から次へと食材を召喚していくメイマオ!
「コレで最後よ! 炎の神よ、この一品に宿れ! 加油!」
すると鍋から炎が立ちのぼり、瞬く間においしそうな麻婆豆腐が仕上がった!
メイマオ・ジーシンの超絶魔法によって調理されるこの麻婆豆腐は、
人々の心を、舌を魅了してやまない。かくして今日も、麻娘飯店は大繁盛なのでアッタ!
――っていうここまでのお話は、ぜーんぶ私のイメージ……私の理想……私の妄想……。
本当の私は中華料理店に生まれたフツーの調理師。
実際、私の麻婆豆腐って美味しいし、お店だって繁盛してる。
でも魔法なんかちっとも使えないんだ。
毎日毎日、効果もない呪文を唱えながら
ちゃんと自分で唐辛子刻んで、挽肉炒めて、キッチリ普通にお料理してるだけ。
あー魔法使いになって、世のため人のために働きたい!
大魔王とかをバッタバッタと倒したい!
「出でよ! 大地より産まれし、純白の豆の精霊!」
とか言ってお豆腐召喚したい!
もう一回言うわよ!
「出でよ! お豆精霊『オトウフー』!」
そんな『普通の調理人』メイマオのオリジナル魔法は、
今日もむなしく竹林に響く……はずだった。
「……呼んだ?」
……え? なんか今、声した?
私は恐る恐る声のした方を振り返る。
するとそこには、なんとも可愛いオトウフチックなしゃべる何かが立っていた!
「僕はトプル! フルフルお豆の妖精さ!」
なんと私、ホントに精霊を召喚しちゃったみたいです!
こうして、晴れて魔法使いになった私こと、メイマオ・ジーシンは、
召喚した豆の精霊「トプル」とともに、大魔王を倒す冒険へと旅だったのでした!
――なーんて言いながら、はしゃいで旅だったのはいいものの、
結局私が召喚出来るのはオトウフチックな豆の精霊「トプル」だけだった……。
っていうか魔王って何!? 行けども行けどもいたって平和なんですけど!
冒険に出てから早3日。
「だいたい、トプルってフルフルして可愛いだけじゃん!
どうせ一つしか魔法使えないなら、私もっとこう、人の役に立つ魔法がよかった!」
現実と理想のギャップを受け入れられない私は、ついトプルに酷い事を言ってしまう。
トプルは何も言わずにフルフル身体を震わせながら、どこかへ行ってしまった。
――その日、夜になってもトプルは戻ってこなかった。
呪文を唱えて、召喚してやろうかとも思ったけど、
なんて声をかければ良いかわからなかったし、もう出てきてくれないかも、
って考えて怖くなってやめた。
「メイマオ……メイマオ……」
――次の日、私はトプルの声で目が覚めた。
夜通し街を歩いていたのか、トプルの純白フルフルボディーは、
心なしかばっちくなっていた。
それでも私はうれしくて、謝りたくって、トプルをぎゅっと抱きしめ……
たら崩れちゃいそうなので、綺麗な水で洗ってあげた。
「メイマオ、こんなの見つけたよ。僕、きっと君の役に立つよ」
そう言って、トプルは『美味フェス』出店の広告を私に見せる。
「メイマオ、君の麻婆豆腐は、どんな魔法よりスゴい力をもってるよ!」
その時、麻娘飯店のお客さん達の笑顔が心に浮かんだ。
私、これからトプルとお豆腐買いに行ってきます!
「次回、超絶魔法調理人メイマオ『トプルと作る奇跡の味は?!』にご期待下さい!」
なーんてね!
※話の最初に戻る
コメント(1)
コメント
-
結局この子、普通の料理人のまままなのか……?
”ちょっと情けないけど元気でノリのよい子”が個人的にツボなようです。0
削除すると元に戻すことは出来ません。
よろしいですか?
今後表示しない