マルス
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№ | 2997 | 2998 | 2999 |
名 | (B+)雷炎の槍使い マルス | (A)灼熱の雷槍 マルス | (A+)つらぬきの紅蓮雷牙 マルス |
AS | 神速雷光突き | 神速雷光突き | 霹靂劫火槍 |
SS | 雷鳴の陣 | 雷鳴の陣 | 雷鳴の陣 |
№ | 3000 | ||
名 | (S)火星の雷槍騎士 マルス・アレウス | ||
AS | 霹靂劫火槍 | ||
SS | 奥技「緋雷神」 |
共通情報
名前 | マルス・アレウス | CV | - | 種族 | 戦士 |
登場 | - | ||||
世界 | - | ||||
所属 | - | ||||
特徴ワード | 俺より強い奴に会いに行く | ||||
関連キャラ | - | ||||
セリフ1 | 「串刺しにしてやるぜ!」 | ||||
セリフ2 | 「正義だの、愛だのなんて関係ねーんだよぉ!」 | ||||
セリフ3 | 「世界一勇猛な男は俺だってことを思い知らせてやるぞ!」 | ||||
補足情報 | 戦そのものを好み、対戦相手を求め続ける雷炎使いの戦士。 宿敵である、蠍のアルピオス をいつか打ち破るため、 今日も戦いに身を投じる。 |
パーソナルストーリー
バックストーリー
雷炎を纏う槍の使い手、マルス・アレウスは戦いを好む勇者である。
そこに戦う理由などは一切ない。
体の中を流れる紅き血潮が彼を戦乱へといざなうのだ。
「正義だの、愛だのなんて関係ねーんだよぉ!」
戦場で口々に謳われる戦うための大義名分など、彼にとっては何の意味も持たない。
彼はただ『活きのいい対戦相手』を求めているだけなのだ。
「誰か俺と戦う勇気のあるヤツはいないのか?」
力強く振り回す槍からは雷鳴が唸り声を上げた。
この日、彼はいつもに増して気が高ぶっていた。
永遠の宿敵、蠍のアルピオスと剣を交える時が目前に迫ってきたのである。
マルスは過去に毒針で負った傷を撫でながら呟いた。
「今度はこの槍で串刺しにしてやるぜ!」
南の空に向かい槍を打ち込む姿は、獲物を懸命に追いかける荒ぶる狼を連想させる。
鍛え上げた肉体を流れる汗が空間に飛び散り、彗星となって消えていく。
血に飢えた狼は、行き場のない苛立ちを発散させるかのように叫び声をあげた。
「いつでも来てみろ! 世界一勇猛な男は俺だってことを思い知らせてやるぞ!」
マルスは、目に入る敵たちをことごとく打ち倒すことで、決戦の興奮を抑えた。
戦いが彼を呼ぶのか、それとも彼が戦いを呼ぶのかはわからない。
そんな闘志が伝わってくるほど、彼はこの一戦に賭けていた。
そしてついに決戦の時が来た――
今までに彼が唯一、仕留めることができなかった相手、
アルピオスが南の空に姿を現したのである。
マルスは本能の赴くまま一心不乱に雷槍を打ち込んでいく。
だが、鋼鉄のように頑丈な胸部は、槍の刃を受け流し、びくともしない。
「くっ! なんて硬い甲羅なんだ?」
動揺するマルスに向かい、アルピオスは
巨大なハサミと毒針で鋭い攻撃を仕掛けてきた。
マルスは自慢の槍さばきでそれを懸命に回避する。
「そう何度も同じ手を食らうかよ!」
一瞬の隙を突いたマルスは、アルビオスの背後に回り込んだ。
「これで終わりだ! 食らえ!!」
全身全霊を込めた槍が霹靂の炎を上げ、アルピオスの深紅に輝く心臓を貫く!
「もらったー!」
勝負あり――
だがそう思ったマルスの眼前には、
悠然と宙を歩み続けているアルピオスの姿があった。
「くそっ!」
去っていくアルピオスの毒針を見送りながら、
マルスは無念さに唇を噛みしめた。
「寸でのところで取り逃したか……」
またしてもマルスは宿命の敵、アルピオスを倒すことはできなかった。
「また会おう、アルビオス」
今夜も血のにじむような過酷な戦いを繰り広げながら、
マルスは広大な戦地を駆け巡っている。
いつの日か宿敵アルピオスを倒すことを固く胸に誓いながら……
※話の最初に戻る
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