スウィー
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№ | 3761 | 3762 | 3763 |
名 | (A)冬を運ぶ少女 スウィー | (A)きらめく銀世界 スウィー | (A+)凍華咲かせる スウィー |
AS | 粉雪の小風 | 粉雪の小風 | 雪花舞う北風 |
SS | ラスティフロスト | ラスティフロスト | ラスティフロスト |
№ | 3764 | ||
名 | (S)雪晶の綺石 スウィー・クティット | ||
AS | 雪花舞う北風 | ||
SS | フリージングスタチュー |
共通情報
名前 | スウィー・クティット | CV | - | 種族 | 妖精 |
登場 | - | ||||
世界 | - | ||||
所属 | 雪晶の綺石の守人 | ||||
特徴ワード | 寂しさから守るため | ||||
関連キャラ | サティサ、ナジャ、リムルカ、エウレア | ||||
セリフ1 | 「いいことを思いついてしまいました」 | ||||
セリフ2 | 「エウレア様っ!」 | ||||
セリフ3 | - | ||||
補足情報 | 雪晶の綺石を守る、元気であどけなさの残る少女。 エウレアに憧れを抱いており、理由を見つけては彼女の元へ通っている。 冬の間が忙しいらしいが、冬を越えたので現在お休み中。 |
パーソナルストーリー
バックストーリー
本日のわたくしは、普段よりほんの少し調子がいいのです。
街に出てお野菜を分けてもらったことも理由のひとつですが、
本日はエウレア様にお会いする日なのです。
湖静の綺石の守人、エウレア・ヴィーア様。
わたくしの憧れのお姉さまです。
とてもお美しく、とてもお優しい方。
揺れる水面のように、
わたくしもスキップをして気持ちの昂ぶりを表現してしまいます。
「エウレア様っ!」
わたくしとしたことが、つい大きな声を出してしまいました。
綺麗な湖を前に、穏やかに微笑むエウレア様。
ああ、今日もとてもお美しい。
エウレア様に憧憬を抱く人々も多いのですが、
わたくしもその中のひとりということです。
虹の綺石が生まれ落ちたことで、
この世界もにわかに慌ただしくなってきましたが、
エウレア様は普段と変わらず、
多くの人々との触れ合いを楽しんでいるようでした。
本来なら、わたくしことスウィー・クティットも、
雪晶の綺石の守人として働かなければならないのですが、
ちょうど冬を終えたところでお休みをいただいているのです。
サティサ様やリムルカ様は、今も虹の綺石を守護しているのかもしれません。
悪用しようと考える人がいると聞きました。
気がかりです。
だけどそれ以上に、わたくしはエウレア様のことが心配でした。
「スウィー、今日も来てくれたのね」
エウレア様の笑顔は、わたくしの心を澄み渡らせてくれます。
人々を不安にさせないため、そして傷ついた人を癒すため、
エウレア様はここから離れられません。
ご友人のサティサ様も、最近は来ないのだと口にしたことがありました。
リムルカ様やナジャ様も同様、守人はとてもお忙しいようで
——わたくしが忙しくないわけではありません——
やはり湖には来てくれないようでした。
虹の綺石は、多くの人を幸せにするものらしいです。
正直よくわかりません。
これではリムルカ様と一緒にされてしまいます。
「エウレア様、先日サティサ様にお会いしました」
そう伝えると、エウレア様は驚きに目を見開きました。
「まあ……彼女、元気にしていたかしら」
わたくしは頷きます。
元気……といっていいのかはわかりませんが、
普段どおり接していただいたのを覚えています。
少し暗い顔をしていたようにも思えました。
気がかりです。
「サティサもナジャもリムルカも、もう何日も顔を見ていないわ」
エウレア様が、寂しげに呟きます。
それは、先日のサティサ様に見た表情に似ていました。
「スウィー、あなたは行かなくていいの?」
わたくしは首を縦に振りました。
わたくしの今の役目は、
ほんの少しでもエウレア様の寂しさを紛らわすことだと思うのです。
「あの子たちにも、また会いたいわ」
そんなエウレア様の言葉を聞き、ふといいことを思いついてしまいました。
ここを離れられないエウレア様に代わって、
わたくしがほかの守人にお会いしに行きましょう。
そのたびにエウレア様に報告すれば、
寂しさを薄れさせることができるかもしれません。
それに、わたくしの気がかりもそこで解消されるかもしれませんし。
いえ、エウレア様にお会いする機会が増えることが、
本当は最も重要なところなのですが。
※話の最初に戻る
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