アマネ
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新緑の魔道杯ver
№ | 1816 | 1817 | 1818 |
名 | (A)駆け出し宴会部員 アマネ | (A)酒豪の妖狐 アマネ | (A+)美しき酔狐 アマネ |
AS | じゃんじゃん飲むぞー! | じゃんじゃん飲むぞー! | じゃんじゃん飲むぞー! |
SS | 楽しくなってきちゃった | 楽しくなってきちゃった | もちろん、まだイケるよね? |
№ | 1819 | ||
名 | (S)酔乱の艶狐 アマネ・カラクサ | ||
AS | なんか、酔っちゃった…… | ||
SS | もちろん、まだイケるよね? |
魔道杯神話ver
№ | 3966 | 3967 | 3968 |
名 | (A)盃揺れる一夜 アマネ | (A)狐娘は花に酒 アマネ | (A+)酒くむかげや散る桜 アマネ |
AS | 桜荘の杯 | 桜荘の杯 | 桜荘の杯 |
SS | まあまあ、ご一献 | まあまあ、ご一献 | ぐいっといってくださいな♪ |
№ | 3969 | ||
名 | (S)桜祝の花結び アマネ・カラクサ | ||
AS | 花吹雪の神薬酒 | ||
SS | ぐいっといってくださいな♪ |
共通情報
名前 | アマネ・カラクサ | CV | - | 種族 | 亜人 |
登場 | - | ||||
世界 | - | ||||
所属 | ・宴会部部長 ・小料理屋「うわばみ」の看板娘 | ||||
特徴ワード | 酒を呑め呑め、呑まれちゃえ♪ | ||||
関連キャラ | - | ||||
セリフ1 | 「祝♥部長就任」 | ||||
セリフ2 | 「アッタシに続けー!」 | ||||
セリフ3 | 「さ、どうぞ。男らしく……ぐいっといってくださいな」 | ||||
補足情報 | 宴会部部長、チームアマネの長という謎の肩書を持つ亜人の少女。 小料理屋の看板娘だったり、秘密の仕事を請け負ったり等、謎が多い。 |
パーソナルストーリー
バックストーリー
「ケーサー! ミーノー!!」
魔法の言葉。
その一言でみんな集まる。
魔法の言葉聞いたなら――
ドタキャン、ブッチはご法度よ!
宴会部入部から幾星霜。
この春ついにアマネは部長に就任!
さっそく発動! 緊急招集チームアマネ!
揃いも揃った酒豪たち。
アマネは大杯を掲げ、仁王立ち。
「さあ、見てなさい!」
と一気に飲み乾して、
「アッタシに続けー!」
の大号令。
これを見た部員たちのボルテージはいや増して、
宴の盛り上がりは天井知らずのうなぎ登り!
――実はこれ代々宴会部部長にのみ伝えられる秘技中の秘技。
「水増し乾杯」
大杯の中身はほとんど水。
「だって宴会部長が酔っ払っちゃ、宴会になんないじゃん!!」
大盛り上がりの宴も、後に残るは一抹の寂しさ――
と、二日酔い?
※話の最初に戻る
バックストーリー
逢魔時から夜明けまで、
通りに赤い提灯を掲げる小料理屋「うわばみ」。
こじんまりとした目立たぬ構えの店だが、
たやすく暖簾をぐぐれぬ繁盛店である。
この店の名物はどんな料理の注文も断らない武骨な店主と、もうひとつ――
「はい! なにかのお酒―!」
店主の遠い親戚だという看板娘アマネである。
「なにかのお酒って……。アマネちゃん、ちょっと雑じゃない?」
「お酒はお酒。通ぶってもかっこよくないよ。さ、どうぞ……」
アマネがお酌をする瞬間、どんなお客も思わず息をのむ。
自分の目と鼻の先に艶っぽい匂いとアマネがぐいと迫ってくるのだから、
たまったものではない。
ほんの少しだけ彼女の体温を感じる。
それくらいの距離にアマネがいる。
「あれぇ? さっきまでの勢いはどうしたのぉ? 急に無口になっちゃってさぁ」
もちろん彼女はわかって言っているのだ。
「ほらぁ、男らしくぐいっといきなさい」
とまあ、たいていのお客はにやにや笑いで、
注がれた酒と口にしかかった文句を呑み干す。
そんな繁盛店の「うわばみ」だが、時折、何の理由もなく店を閉めることがある。
ある日のこと。
開店前の店先に年端のいかぬ妹を連れた少年が立っていた。
彼は自分からは敷居をまたごうとはしなかった。
入れてやんな、と包丁を動かしながら店主はアマネに命じた。
「ご注文は? ここはどんな注文でも受けちゃうわよ」
しばらく沈黙したあと、少年はやおら口を開いた。
――親の仇、と。
その日、店の前には「臨時休業」の札がかけられた。
同時にそれは合図でもある。
大寅のキョウ。
蟒蛇のマサ。
割り勘のサキ。
そして瓢箪のアマネ。
チームアマネの緊急招集である。
ドタキャン、ブッチはご法度だ。
「今夜のお酒は特級品よ。一口呑んだだけで足元がふらつくほどの……卑劣な味よ」
夜桜の舞う酒宴の席、なまぬるい風が撫でるように一陣吹くと、
杯の中に広がる海に、桜の花びらを落とした。
その杯を持つのが今夜の“獲物”。
「今宵の酒は特別ですよ」
とアマネは自前の瓢箪を取り出し、
警戒心のかけらもなくなった男に酌をする。
神薬鬼毒酒(しんやくきどくしゅ)。
アマネの瓢箪から湧き出る神酒である。
それを呑んだ者が、善き者なら薬となり、悪しき者なら……。
「さ、どうぞ。男らしく……ぐいっといってくださいな」
とまあ、たいていの者はにやにや笑いで、
注がれた酒と自分の咎を呑み干す。
薬となるか毒となるかは……その者次第。
※話の最初に戻る
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